小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

おはぎ

雨が降ってきました。
春の長雨というのでしょうか、お天気が続かずにぐずぐずとした日が多いです。

あんこが簡単に作れると言うことを発見して以来、ときどき和菓子を作りたくなります。
控えめな量で作るせいか、何日も残ることがなく好みの甘さで仕上げられるところも気に入っています。

スミレの刺繍


先日予告のスミレの刺繍できました。
花の色と葉っぱの形からこれはタチツボスミレ
もっと濃い紫がただのスミレ。
スミレは開花した花だけでなく、閉鎖花による結実もあります。
案外閉鎖花のほうが結実率がいいらしいです。
ホウセンカのように種を遠くにとばすというよりも、ぽろぽろと落として蟻などの虫に運んでもらうことが主流のようです。
植えた覚えがないのに今年もあちこちの鉢の中でスミレが芽吹いています。

私がスミレを好きになったきっかけは中学生の時に卒業生の胸につける造花づくりをしたことでした。
なんという技法か分かりませんが、水の上に紫色の油膜のようなものを作り、それを針金を輪にしたものですくい取ります。
それが乾くとステンドグラスのような感じになり、スミレの花びらの一枚になるのです。
いくつか作って造花の形に仕上げていきました。
いきさつはよく覚えていないし、300も仕上げた覚えはないので、たぶん美術の先生の試作に付き合っていたのではないかと思います。

今でもその紫色の透明な花びらの色がとても印象的でこころに残る一色になっています。