小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

フジの花

樹木の春はゆっくりと訪れます。
花が咲いてから葉が開くもの、葉が開いてからゆっくりとつぼみがあがってくるもの。
庭にある樹木(低木類が多いです)の中で春に敏感なのはやっぱりバラかしら。
小手毬も寒の戻りに動じることなく、新芽を展開します。
ゆっくりなのはヤマボウシ。フジ。

我が家のフジはうちにきてから10年くらいたっています。
3年目の頃に40輪近くの花をつけ、友人を呼んでお花見をしたことがありました。
小さく仕立て直して、昨年は3輪の花をつけました。(3房の方が適当かしら。)

長くしだれる姿が好きで、度重なる引っ越しのたびに連れ歩きました。
上は去年の姿。
自分の丈より長い花房のため、高いところに置かないといけません。
ところがこの後、花の重さに負けて、メリメリ・・・と折れてしまったのです。
(写真の時もひもで吊っています)


今年はこんなになってしまいました。
折れた後、そのままにしたら幹の途中から芽吹いたのですが、どうも花芽はなさそうです。
今年も植え替えをしましたが、さし木で株の更新をはかった方が良さそうです。