小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

梅干しの仕込み・1

梅の季節が始まりました。いえいえ、「梅干し」の季節ですね。
最初に店頭に並ぶのは梅酒用の「青梅」
梅干し用は少し熟したものが出てきます。
と思って、いつまでも青梅を買わずに待っているといつの間にか梅が姿を消してしまう。。。なんていう年もありました。
なので、青くても「梅干し用」と書いてあったら、購入!と決めています。

どう見ても真っ青な梅です・・・。

蒸れないようにざるなどに広げて追熟させます。3,4日すると上のように黄色くなってきて、いい匂いがしてきます。
家中に甘い果物が熟す何ともいえないフルーティーな匂いが満ちてくると、少しだけ虫がうらやましくなります。この匂いのまま食してみたい・・・。
ダメダメ。このままでは人間は食べられません。

2kgの梅に300gの塩と100ccの焼酎で漬けました。
ほんの少し塩少なめのまろやかな梅干しが好みです。
かびさせないのがポイントなので、早く水があがるようにしっかり重しをします。

2日後にはすっかり梅がかぶるほどの水分が出てきました。
このまま重しだけ外して、土用の頃までお休みです。

ふっくらと柔らかい梅干しを作るこつは「黄色い梅を使うこと」だそう。残念ながらお店で黄色い梅を見かけることはなかなかありません。本当なら木の上で完熟させた梅の実が手にはいるのが一番なのでしょうね。
ただ、あまり完熟させると皮が柔らかくなり、土用干しの時に皮がくっついて破れてしまうことがあります。甘い匂いがしてきたら1日程度で漬け始めるのがいいみたいです。

この後、赤ジソを仕込んで、土用干しへと続きます。