小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

クジャクサボテン

来週から梅雨入りの見通しということで、からりと晴れた日にはすることがたくさん!
遅れていた冬布団を肌がけに替えたり、大物の洗濯をまとめてしたり。
庭の方も一雨降るとぐんと雑草が大きくなるので、今のうちに抜いておかねば。

バラの季節も終わり、ラベンダーまでに少し間があるこの時期にクジャクサボテンの開花です。
ずっと実家で育てられていた一鉢をもらってきて少しずつ大きくしました。
昨年は日当たりが悪かったのか、花がつかずに終わったのですが今年はたくさんつぼみをつけてくれました。


サボテンの色!!という感じの鮮やかさが来る夏を思わせてくれます。
このクジャクサボテンのいいところは、一年中戸外で栽培できることでしょうか。
これってとてもメリットが大きくて、冬は観葉植物やランなどどうしても室内に持ち込みたい鉢が増えるので、(自立して?)戸外にいてくれるのは助かります。
実際、寒さに当てないと花芽がつかないので最低気温が零下になる日でも外にいます。
軒先に取り込んで、水を控えていると葉色が緑黄色から緑がかった黄土色みたいになります。それが2月の頃でしょうか。大丈夫かな〜と心配しながら放置していると温かい日が続いたりして元気な緑になったりします。
加湿の方が怖いので、雨にあてず素焼き鉢で通気よく育てています。

一昨年だったでしょうか。この花にオオスカシバが密を吸いにやってきたことがありました。目の端でとらえた私は一瞬「ハチドリ!?」と思ってしまったのです。
でも、ハチドリは日本にいません。
一瞬しか捕らえなかったその姿は写真で見るハチドリに似ていたんです。鮮やかなグリーンの体と長いストローとそして何よりホバリングしながら密を吸うところが。
冷静になってからも幻のハチドリが頭の中を飛んでいたのはいうまでもありませんが。