小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

なりきりカマキリ

9月になりました。
少しずつですが、クーラーに浸る時間が短くなってきたように思います。

おなじみのカマキリ話です。
カマキリはカモフラージュして待ち伏せして餌をとります。
カマキリにとって怖いのは一番は鳥。
手強いのはカナヘビ、トカゲといったところでしょうか。
間違ってカマキリに出会ってしまうと共食いすることもあるそうだから縄張りがあるのでしょうか。
この子は我が家生まれの小ぶりな子。
いつもつるバラに住んでいるので、完全な緑色をしています。
バラにつく青虫をはじから食べているようです。  エライ、エライ。

こちらは他所からやってきた大きな子。
茶色の体をしているからでしょう、緑の葉っぱの木には居着きません。
夏枯れした草花に潜んでいます。

こちらは我が家生まれの茶色の子。少し小ぶりです。
こちらもバラの木の間にいるせいでしょう、立派なカモフラージュぶりです。
花に水をやっていて、体にかかっても一生懸命枝のふりをして動きませんでした。

こちらは外から来た子。
どちらかといえば、庭中をぐるぐると徘徊していました。
最近は古びたトレリスに親近感を覚えるらしくて、ここを動きません。
「だるまさんがころんだ!」という感じでぴたっと止まっていました。

このほかにもラベンダーやワレモコウの茂みをねぐらにしているグリーンの
我が家生まれの子が一匹まで確認しています。

風が吹くと体をゆらゆらして、まるでぼくはただの葉っぱ、、といいたげな感じだったり、顔をぐるりと動かしながらこちらを伺っていたり。
水に濡れると体温が下がってしまったり、体が重くなるせいか水やりの時に大あわてで逃げるのを見かけます。
ずぶ濡れになっても動かないのと大あわてで逃げるのとカマキリにもいろんな性格がありそうです。
カマキリの目はとてもよくて、とくに距離感に優れているそうです。
どんなふうに私のことを見ているのかちょっと興味あるな。