雨が上がると、空気にオレンジの匂いがたちこめてきました。
昨日、降りしきる雨の中、表を見たときにキンモクセイの白いつぼみが見えたのです。
今日には、空気がたっぷりの匂いで溢れました。
一週間も待たずにすみましたね。
ミニプランター菜園です。
大きく葉を広げているのは、ミニ大根。
案外失敗が少ないので、毎年種から育てています。
細かい葉は5寸にんじん。
8月の終わりに種を蒔いて、寒くなったり、暑くなったり少しだけ気をもみましたが
順調に育っているようです。
その葉陰に見えているのはサラダ菜。
青物が高かった時期に植えました。
このほかにチンゲンサイと小カブを植えています。
秋まきは春に比べて、虫の被害も少なく、とう立ちもないのでとても作りやすいです。
実ものというより葉ものや根菜中心です。
間引き菜を利用するので、カブになる前に食べてしまいそうです。
そろそろほうれん草の種まきなのですが、バジルが大きく育っていてプランターに
余裕がありません。
バジルは一年草なので、思い切ってプランターのリニューアルをすることになりそうです。
寒さ対策をしたりすると、結構ゆっくり育てることが出来ます。
ガーデニングに始まりと終わりをつけるなら、11月が私にとっては一年の区切りでしょうか。
11月の終わりから12月に来年に向けて、庭の準備をします。
地上部が少なくなるので作業はしやすいし、凍る季節の前に養生をしなければなりません。
春や夏のようにめまぐるしい変化はありません。
けれど、この時期の作業は、一年の一番大切な一番大きな役割を持っています。
落ち葉がゆっくりと朽ちていくとき、土の中に新たな命の素が吹き込まれていくように思えます。
なにより、花の季節以上に
落ち葉の季節が落ち着いていて好きです。