小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

栗の渋皮煮

以前、手作りの渋皮煮をごちそうしてもらったのが、初めての出会いでした。
栗は大好きなんですが、ただ煮るか栗ご飯かぐらいのレパートリーでした。

この渋皮煮、同じ一粒の栗だけど、栗ご飯よりずっと貴重で満足感があります。


ちょっとレシピのご紹介。

 栗  1kg
 重曹 大さじ4
 砂糖 800g

1.たっぷりの熱湯を沸かして、栗を漬けます。
  触れるくらいに冷めたところで、固い鬼皮をむきます。
    ここがポイント! 
       栗のみを傷つけないように(渋皮を破かないように)むくのがこつ。
       煮込んでいくと破けたところから栗が煮くずれてしまいます。
       ごくわずかに破れたときはそのまま進んでいってください。
       崩れそうになったら、取り出してつまみ食い用にします!!!


2.お鍋に栗がしっかり漬かるくらいの水と重曹 大さじ2を入れて茹でます。
  沸騰してから、約15分弱火にして煮ます。
  すぐに栗を水にさらして、渋皮のけばけばしたものや筋を取ります。
       このとき、作業中は栗が長く空気に触れないように注意!


3.再びお鍋に栗を戻して、しっかり漬かるくらいの水と重曹 大さじ2で煮ます。
  沸騰してから、約15分弱火で煮ます。
       つまみ食い用になる栗はこのあたりで、崩れたり、割れたりしてきま       す。


4.さらに、水を換えて、重曹を入れずに栗を茹でます。
  沸騰してから、約10分弱火で煮ます。
       この頃には栗がほろほろ煮柔らかくなっているので、丁寧に扱うとい       いと思います。

5.最後に再びお鍋に水と栗を入れ、砂糖を加えて茹でます。
  15分ほど弱火で煮てから、火を止めて、味をしみこませます。
  冷めたらできあがり!!


あまり長く日持ちしないので、作りすぎには要注意です。
何度も煮ては水を換えるという作業を繰り返しますが、すっかり灰汁が抜けた渋皮煮は、やっぱり秋には食べておきたい、一品です。