小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

秋のアブラムシ

夜になると冷え込むようになりました。
すでに暖房器具に電源が入っています。


余談ですが、「建物の中に入ってしまえば、暖かい。」あるいは「乗り物の中は暖かい」といったどちらかというと暖かく過ごせる生活をしているとフリースやファー、ヒートテックはファッションの流行みたいな感覚があるかもしれません。
こういったものは冷え込みの厳しい地方や田舎では必需品の感覚があります。
冬になれば、フリースでは物足りなくて、ファーみたいにおしゃれもしない普段着ではちゃんちゃんこやどてらという昔ながらの防寒着も重宝します。



1月2月の寒さを思えば、まだまだ序の口。
木枯らし一番もなんのそのです。


庭にもそんな子たちを発見しました。

ヒラタアブです。
春にも書きましたが、幼虫がアブラムシを食べてくれる強い味方。


そのアブラムシもすっかり冷えるようになってからぐっと数が増えてきました。
手で取ればいいものをそのままにしておいたら、、、。
やってきました。

ヒラタアブにテントウムシ
中央の白と黒のむにゃむにゃとしているのがヒラタアブの幼虫と思われます。
自分の体より大きな餌に囲まれている感じですが、
食欲旺盛なので、数日を待たずにアブラムシは消えていくでしょう。


よく見るとちびアブラムシもいますね。
こうしてアップにする方が冷静に(!)よく見れます。
ちなみにこの黒っぽいアブラムシと緑のアブラムシはどう違うのかしら。


調べてみると日本には名前のついたアブラムシだけで700種もいるそう。
主に農産物や花につくのは30種くらい。
とすると違う種類が付いているって言うことでしょうか。


アブラムシはある程度密集してくると羽のある個体が出現して、他の植物へと移動します。そもそもメスだけでも増殖できる子たちなので、あっという間に増えていきます。
春、空き地の草にびっしりとアブラムシが固まりのようになって付いている場所がありました。よく見るとこれまた尋常でない数のテントウムシの幼虫が群がっています。
2週間ほどで大きなアブラムシの固まりを見なくなりました。
彼らを食べる虫たちも食欲旺盛な子ばかりです。
虫の世界も奥が深いです。


でも、一歩離れると。。。
小さな蕾の上で生まれて、脱皮して、食べられて・・・。
小さな世界ですよね。



うん、もうちょっと大きな世界に目を向けよう!!





こちらのテントウムシも元気です。
(めずらしくピンぼけ!???と思いましたが、彼が動いちゃったみたいですね。)
この子は冬越しするんでしょうか。
それとも、この時期に産卵???
親もアブラムシを食べてくれるので、ちょっと期待しています。