小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

団粒構造

2月に始まった「米ぬか撒き」の成果です。
2月、6月、9月、11月に米ぬかをうっすらと庭にまいてきました。
庭土だけじゃなく、鉢植えにもごくうっすらと撒いてきました。

その結果。

見事に土が団粒化しています。
「団粒化」というのは、植物を植えて養分がなくなったり、雨や踏むことで細かくなった土が微生物の力で接着され、固まりになっていくことです。
茶色いのが赤玉土、黒いのが団粒化した土です。
土は団粒化することで、水はけがよくなり、空気も地中まで入り込みやすくなります。そうすると植物の根が元気よく張っていき、植物自体もよく育つと言うことになります。


すでに我が家は米ぬか撒き3年目。
新しく花壇にしたところや大鉢で植え替えの難しいものなどにも今年は米ぬか撒きをしました。
おかげでどんなに水をあげても鉢から溢れることなく、またたく間に吸い込まれていくようになりました。
3月の後、菌糸をみることはありませんでしたが、きっと生き続けているということなんでしょうね。
今年一年で、庭中の土が団粒化しました。
でも。
団粒化しているのはせいぜい深さ5cmくらいまで。
このあと、上下を混ぜたり、防寒をかねて腐葉土をたっぷりと敷いていきます。
そして、来年の2月からまた米ぬか撒きを開始。
一年ごとに土が変わっていくのを感じています。


来年はプランター菜園にも撒いてみようかな。
こちらは全く団粒化していないので、ちょっと水はけも悪くて。。。。
一年に何回も野菜を育てるので、堆肥や肥料はあげていましたが、米ぬか撒きをしていないのでミミズはほとんど見かけません。
もちろん、団粒化もしません。
もう一歩工夫して、取り組んでみようかと思っています。