小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

バラの冬剪定・1

寒風がふくなか、寂しげな庭にも花が咲いています。
ふしぎなことに夏をのぞいて一年中満開のアリッサム
なぜか真冬のガーデンの定番、ガーデンシクラメンとパンジー。

色があるのは華やかでいいのですが、やっぱりちょっと不思議な気が・・・。


「園芸種」ということなんでしょうか。


先日から予告していました、バラの冬剪定を行いました。


剪定って難しいですよね。
私も迷って迷って、結局切りすぎたり、枝を残しすぎたり。
いつも決めきれないので、仮剪定と本剪定の二回に分けることにしています。


園芸農家のように立派なバラを咲かせると言うよりは、花数が多い方が嬉しいなというタイプなので、基本的に枝の数は多めです。
おまけに鉢栽培がほとんどなので、空間上の制約もあって、大人が両腕を広げた以上に大きくすることはほとんどありません。
「ほとんど」というのは壁面にはわせたつるバラ、サマースノーだけが例外です。


いろんな本を読んでいても分かったような、分からないような。
実践あるのみと思っても、咲いてみると枝数が多すぎたかなと思うことがほとんどです。
その上、やたら上の方に咲いてしまったり。
首を垂れて咲くタイプに限って、下の方で咲いてしまうからしゃがんでのぞき込まなくてはいけなかったり。。。。。


とりあえず。
12月はじめの仮剪定後に動き出してしまった芽。
このまま伸びると勢いがなかったり、花芽がつかないのでカットします。

この写真の枝にある紫の斑点。
これはバラのしもやけです。
切り花用の品種なので(名前は分かりません)、寒さに弱いのでしょう。
冬場は軒下のよく日の当たる特等席においても、こうして斑点が出てしまうことがあります。
そのまま変わらずに花を咲かせています。


こんな感じにいい芽を残してカット。



ハイブリッドタイプのパスカリ。
枝数が多い方だと自覚しながら。。。これでも高さは半分近くに、枝数は1/3程度に剪定しました。



こちらはコンパクトサイズのワイルド・イヴ。
横に広がるタイプなので、内側を向いた芽も意識的に残しました。



これはオベリスクにとめつけたフェリシア
最後までよく花を咲かせていたので、残っていた花殻もカット。
昨年は誘引の時に枝を倒しすぎて、ちょっと勢いがなくなってしまったように思ったので、今年は水平までは倒しませんでした。
すべての枝をきっちりとめつけてしまうと自然な感じにならないので、あえて枝を遊ばせています。



数日中に残りのバラたちの冬の姿をお知らせしますね。