小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

芽だし肥&米ぬか撒き

 
待ちに待っていた!春の気配を嗅ぎ取りました!!


いつもの散歩で、あぜ道を歩いていたら・・・・
ふっと雪解けの匂いがしました。
「雪解け」って、このあたりでは雪が積もることは数年に一度しかないのですが。
間違いない!と思って、もう一度くんくんと確認。


空気の中に湿り気を感じるというのでしょうか。
湿った土の匂い、雪解けの匂い、、、、別に雨が降っていたわけではないですよ。


お昼になると暖かくなって、昨日までの冷え込みが嘘のようです。
のこのこと虫よろしく庭仕事の仕事始めをしてみました。

バラの芽だし肥

いつもは園芸用のぼかし肥を使うのですが、今年はいいとされるバラの専用肥料を使ってみました。
用量を守って、鉢バラたちにぱらぱらと。
誰かに食べられないようにちょこちょこっと土をかぶせておきます。


油かすなんて無防備に鉢に置いておくと、誰かしらにねらわれます。
たぶん猫、ときどきイタチ、私の目を盗んで庭番の黒柴。。。。



実際にバラの芽が動き始めるのは3月に入ってからだと思います。
芽が動き始めるより早く、土の中では根が動き始めます。
それにあわせて、施肥をするので2月中旬までに芽だし肥をあげるといいと思います。



植物それぞれに芽吹きのタイマーを持っていますが、どの植物も日照時間と積算温度を組み合わせて、芽吹きのスイッチを入れるとされています。
それと一定期間、寒さに遭うのもスイッチが入る重要な要素です。


人間の体内時計も日照時間が大切だそうですから、生き物は基本的なところで自然に支配されている感じがします。
人も一定の寒さ(厳しさ?)にあうほうがたくましく育つのかな・・・




そういえば、我が家は遮光カーテンを使っていません。
日の出が早まると、どんどん早起きになっていきます。
。。。なんだか太陽に支配されているような気がしてきました・・・。



冬の米ぬか撒き

ついでに庭中にふりかけみたいに米ぬかも撒いておきました。
こちらもちょこちょこっと混ぜておきます。
くれぐれもチューリップの芽なんかを痛めないように。


見つかるとスズメたちが群れをなして、食べに来てしまいますから。



鉢の中にはうっすら目に。


まだまだ寒の戻りはあるこの時期に、米ぬかを撒いておくと、3月から4月には土の中で菌糸が活発になります。
庭の中で真っ白な土着菌を見つけたときは、ほくほくしちゃいます。
この菌糸をめがけて、ミミズちゃんたちも集まってきます。
土の中には、たくさんの栄養分が作られ、蓄えられて、春からのいろんな植物の成長をたすけてくれるはず。



暖かい日差しを感じると、たくさんの花の季節を信じられる気がします。
冬のあいだは想像力で花を咲かせなくてはなりませんから。


ウメの便りもちらちらと聞こえているようです。
毎年、我が家で一番乗りのスノードロップがいつ芽を出すのか、しっかり見ておかなければ。
日差しに誘われて、庭に出てみましょうか。