小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

プランター菜園〜種まき

昨日の一日ガーデニングの続きの話です。


ガーデニングセンターに野菜の苗が出回るようになりました。
横目で眺めては、迷っていたのですが。。


毎年、野菜苗は株数も少ないし、安全をとって、初心者向きとかたくさん実がなるとか、病気に強いと言う言葉に惹かれて、接ぎ木苗を購入していました。


自根苗(種からまいて育てた物)は接ぎ木苗(丈夫な台木に目的の野菜の芽を接いだもの)の半額以下ということもあって、プランター菜園4年目で初めての自根苗に挑戦です。
育ちが違うのか、収穫量が違うのか、虫にやられやすいのかちょっとどきどきです。


トマト

ミニトマトと大玉トマト。
大玉トマトはしりぐされ病になって、失敗した経験で今年はリベンジ。

なす

毎年安定して収穫できるのが嬉しいです。
多収穫をめざして、丁寧なお世話が目標です。


きゅうり

うどんこ病さえ気をつけたら、まあまあの収穫量。
こちらも初心に返った丁寧なお世話が目標です。


この他にカラーピーマンとししとうがあります。
これはししとうは気を遣わないので、いいのですが、ピーマン類は収穫までが長い割に量がとれません。
うまくいくかなという感じ。


一昨年、失敗した物と成功した物にはっきり分かれてしまったので、昨年は安全をとって接ぎ木苗に、確実な収穫量を目指しました。
今回は一昨年のリベンジの色が濃いです。


新品の培養土を使うこともありますが、元肥が入っているとかえってマイナスなこともあります。
特にトマトなどは生育初期に多肥にしないのが大事なので、はじめの年はうまくいきませんでした。
今年は冬の間、土をゆっくり寝かしたり、堆肥や有機肥料で土をしっかり作ったつもりなので、うまくいくといいなと思っています。


GW明けまでは、気温が低いこともあるので、しっかり不織布で防寒します。


この他に
種まきをしました。


サラダ菜とサニーレタス。

比較的、発芽しやすく、育てやすく、虫のつきにくいレタス類。




枝豆

豆類は発芽までに土の中で食べられてしまうことがあるので、室内で大事に発芽を待ちます。


写真はありませんが、小松菜とにんじんをプランターに筋まきにしました。
春は虫がつきやすいので、はじめからネットをかけて育てる予定です。
虫の勢いが強いので、その方がかえって手間なしです。



種まきから収穫までの期間が短い「早生種」やまき時を選ばない「時無し」といった種類を選んで蒔いてみました。


毎年、育てる野菜はだいたい決まっています。
それなので、「連作障害」ということに気をつけています。
ジャガイモとトマトとなす、ピーマンは全部同じ科です。
ネギや葉もののプランターと交互に作ることにしても3年目には苦しくなってきます。
プランターという少ない土で、毎年同じ科の野菜を育てると収穫量が落ちるだけでなく、そもそも育ちが悪かったりします。
本には「計画的に作付けを」とありますが、それでも3年目には回らなくなってしまいます。
そこで小さな菜園では3年目には土を半分くらい入れ替えて、さらに堆肥や有用菌を入れて、土の状態が偏らないようにしています。
真夏や真冬に作物を作らないで、土を休ませることも取り入れます。


余ってくる土の量を最低限にしていますが、出てくる土はいちごやネギなど栽培期間の長いものに使ったり、草花用に取り出しています。


菜園って、いろんなことを考え、いろんな手を動かすのでおいしく収穫するだけでなく、いろいろな達成感を味わえているのがやめられないポイントなんでしょう。




何より、発芽はやっぱりかわいくて、力があってどんな植物でも好きです。
小さな双葉が力強くなっていく様は、「生きる力」を感じます。