小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

カマキリ誕生!


雨の一日でした。


夕方になって、雨が少し小降りになったので、庭に出てみました。

ちっちゃなカマキリの赤ちゃん発見!!!




冬の卵の状態

今日の状態。

卵の下から糸のようなものがたくさん出て、その先に何かついています。
これは孵ったばかりのカマキリの赤ちゃんが入っていたもの。
すぐにこの皮を脱いで(脱皮して)
よく知っているカマキリの形になります。



雨が降っているので、葉の裏に隠れているものがほとんどでした。


卵の周辺に何匹もの赤ちゃんたちがいました。
さて、何匹写っているか分かりますか?


全部で6匹です。


天敵が多いせいでしょうか。
カメラを近づけるとぴょんとジャンプして逃げてしまうので、なかなか撮影できません。
大きくなったカマキリは、かなり近づくまでじっと動きません。
怖いものが減っていくからでしょうか。



始めに書いた「卵」というのは正確ではありません。
写真はかまきりの「卵のう」といいます。
この中に卵がたくさん産み付けられています。
卵のうはメレンゲ菓子そっくりで、さくさくと軽い感じで、雨に濡れても寒い冬でもしっかり中の卵を守っています。


この卵のうからカマキリの赤ちゃんは何回かに分けて、出てきます。
きっと雨の日だったり、寒い日だったり、生まれる条件によっては生きにくいことがあるんでしょうね。
リスクを回避するために数日おきに出てくると思われます。




体長1cm程度の赤ちゃんの主食はアブラムシ!!
天敵はアリやクモ。。。。



秋に見つけた卵のうは、クモの少ないバラで、アリが登ってこない高さの葉陰に置いて赤ちゃん誕生に備えていました。
少しでも多くの赤ちゃんたちに生き延びてほしいものです。