小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

バラの花後

バラのシーズンが終わって、2週間がたちました。


花がらを伸びた新芽の半分くらいのところまで切り戻してから、ぼかし肥でお礼肥を施しました。


それから、2週間。
そこここで、新芽が伸び、新たなつぼみが見えてきました。



つぼみをつけるのは四季咲きの品種。
気温が高いので、春の頃に比べると伸長力があります。
あと1週間もすると二番花の開花になります。


株元をよく観察するとこんな新芽を見かけることもあります。

これはベーサルシュートと呼ばれる、来年以降の枝になっていく太い新芽です。
地際から出るのが特徴で、この木の場合、6本も出ていたので、栄養を集中させるために間引きました。
ふきのとうのように力強さを感じさせてくれます。



ある程度伸びると、花芽をつけるので、20cmくらい伸びたところで先を軽く摘みます。
すぐに、脇から新芽が伸び出して、秋までに長く伸びた充実した枝となります。
これが、来年以降の主枝になるので、大切にします。
つるバラの場合は、1m以上伸びることがあるので、風に吹かれて折れたりしないように、まっすぐに立てて留めつけます。


ベーサルシュートが伸びる時期は水やりにも気を配ります。
乾燥すると伸びが止まってしまうので、たっぷりと水やりをします。
梅雨の晴れ間だと、案外乾きやすいのと、雨が降ってもお湿り程度では鉢の中まで水が行き渡っていないこともあるので、油断できません。