朝から霧のような雨が降ったり止んだり。。。
長袖にもう一枚羽織りたくなるような、寒い一日でした。
もう少しゆっくりと季節が巡ってくれるといいのに。
花が咲いてから約45日。
たわわに実った稲を収穫したのは昨日のことです。
収穫したイネを束ねて、雨のかからない軒下に下げておきます。
一週間くらい干してから、脱穀、精米の予定です。。
イネを育てたのは生まれて初めて。
周りに田んぼはあるので、四季の移り変わりは知っていたつもりでしたが、
小さいながらも小さな庭にバケツ田んぼがあるのは、おもしろかったです。
なにより。
たくさん虫が来るんです。
コバネイナゴの終齢幼虫かなと思います。
稲を植えてから見かけるようになった種類で、イネをかじる害虫です。
やはりイネの害虫、ホソハリカメムシ
他にもショウリョウバッタなどがイネに取り付いていました。
そこで助っ人、つよーい味方がカマキリ!!
「いね」と名付けたこの小ぶりなカマキリは、実に1ヶ月以上、イネに陣取って害虫を食べ続けてくれました。
この「いね」は今年、我が家で生まれたカマキリのうちの一匹だというのも確認済み。
この写真は8月の終齢幼虫ですが、現在は立派なお腹の成虫に育っています。
きっと来年への命をつないでくれると思います。
この夏の観察で、終齢幼虫をすぎると餌がある環境では、カマキリの行動範囲は1mから1.2m程度でした。
繁殖や台風による大雨の時などに、長めの移動をすることがありますが、基本はそんな感じで、ほとんど場所を動かないので観察しやすかったです。