今日は大寒。
暦のとおり、ここのところの冷え込みは厳しいです。
でも、暦のとおりに進んでいくのなら、「節分」「立春」ももうすぐそこ。
春を待つ気持ちも大事にしてみるのもいいかもしれません。
この寒い時期、庭仕事は辛いのですが。
バラの冬剪定と寒肥のシーズンです。
秋の植え替えで残しておいた枝を切り詰めて、春の芽だしを促します。
ポリアンサローズのマリーパビエ。
とてもよく茂るので、半分くらいに切り詰めて枝も整理しています。
フロリバンダローズのニコール
毎年、半分くらいの高さに切り詰めますが、今回はさらに強剪定。
イギリスでは、フロリバンダやハイブリッドタイプのバラで勢いの強いものは15cm程度まで切り詰めるそうです。
切り詰めることで、バラは危機感を持って新しいシュートをしっかり出すのだそう。
最近、新しいシュートの発生が少なくなっているニコール。
植え替えもしたので、思い切って20cmまで切り詰めてみました。
剪定と一緒にやるのが、寒肥。
昨年ちょっと出来の悪かったバラたち。
今年は頑張ってほしいので、はじめの根張りに気を遣ってみました。
バラ専用の元肥を使っています。
2月にはいると芽だし肥の季節になります。
毎年、ぼかし肥を使っていますが、今年は芽が動いてから、ぼかし比の液体抽出したものをまいてみようかと思います。
毎年、春先のつぼみをエダシャクに食べられてしまうので、ニームや土壌菌にも春先から気を配ろうと思います。
有用菌をかん水することで、根張りがよくなるとあちこちに出ているので。
最近はバラ栽培もオーガニックが主流です。
オーガニックで栽培するためには、根がとっても大事。
元気な葉、勢いのある芽を創り出すのはなんと言っても根っこと土ですから。
というわけで、去年のようにヨトウムシの大発生やチュウレンジバチの好き放題なんていう事にならないように、彼らが動き出す前から予防線を張りたいと思っています。
「立春」を過ぎれば、土の中には春が来ています。