寒さは底を打ったのでしょうか。
2月になったからでしょうか。
ほんの少し、ほんの少し日差しが優しくなった気がします。
寒いこの時期のお仕事の一つ、味噌の仕込み。
昨年は米こうじを使った味噌だけを仕込みましたが、今年は麦こうじと米こうじと4kgずつ仕込みました。
豆を煮るのが手間ですが、寒〜い日には暖かい台所も気持ちのいいもの。
まずは、昨年漬けた味噌をタッパーにすべて移して、瓶を洗います。
消毒用にホワイトリカーで消毒。
これで、準備ができました。
根気よく、軟らかく煮た大豆をマッシャーでつぶします。
これも単調な作業ですが、仕上がりに影響するので、丹念につぶします。
しっかり軟らかく煮ておくとこの作業がとても楽になります。
これは米こうじ。
1kgのこうじに対して、塩420g
仕上げようの塩をのけて、残りをよくすり混ぜます。
さらにつぶした豆とよく混ぜ合わせていきます。
暖かいうちにしてしまうのがコツ。
消毒をした瓶に、ハンバーグ状の味噌種をたたきつけるようにして入れていきます。
最後に表面をならして、残しておいた塩をまんべんなくまぶします。
このあと、重しをのせて、ラップをしてさらに全体をビニール袋の中に入れて、雑菌が入らないようにします。
このあとは梅雨の頃と涼しくなりかけた頃に切り返しをして、カビが出ていたら、そこだけのけて、寝かします。
仕込みは一日がかりですが、自家製味噌は作り始めると毎年作り続けてしまいます。