小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

6月の花たち

すっかり間があきました。
ブログをお休みしている間に、梅シロップは出来上がり、梅干しも下漬けが終わって、天日干しの日を待っている状態です。


この季節は、小さな庭は大忙しです。
気を抜くと、すぐに雑草が生えてきます。
雨の合間には、草引きが欠かせません。
地面が濡れている方が、軽く抜けるのですが、梅雨の晴れ間は日差しも強く、長く外にいるのは大変です。


バラは二番花のピークを迎えます。
けれど、雨に当たって開きが悪い上に、強い日差しで蒸されて、あっという間に変色してしまったり、開かずに朽ちてしまったり。。。。


早めにカットをしないと、すぐに傷んできます。


ひいた草や、カットした花がらを積み上げると、また雨が降り出します。
数日ほっておくと、柔らかい花びらや葉は、すでに形がないものも。
すぐに土に帰ってしまうのがいいのやら、どうなのやら。


とにかく気の抜けない季節です。


オリエンタル系のユリです。

ヤマボウシの大鉢に一緒に寄せ植えしてみました。
120cmくらいに成長して、頭がヤマボウシの枝につかえてしまいました。
もう少し低かったら、花も見やすかったのに。。。

ラベンダーは満開を過ぎました。


次々に花をつけるので、一房の中の最初の2,3輪が咲いたところで、どんどん摘みました。
日陰で乾燥させて、ドライフラワーに。


ウチョウラン

今年は芽だしの頃に、オルトランでナメクジ除けをしたので、きれいに花が咲きました。
ナメクジは、梅雨の季節に多そうな気がしますが、5月の方がたくさん見かけます。
梅雨前までにしっかりトラップして、数を減らしておくとこの時期ちょっと楽ですね。



フウラン

吊してあるので、その名の通り風に揺れています。
今年はたくさんのつぼみがついているので、満開の写真もまた載せたいです。


キキョウ

種から育てて、すっかり定着したキキョウ。
こちらも芽だしの頃や花芽がつく頃に、ナメクジやヨトウムシの食害にあいやすいので、オルトランで防除しました。


こちらは実生のモウセンゴケ

モウセンゴケは直射日光よりも、明るい南側の陰になったところが好きです。
5月までは、直射日光に当たっていたのですが、日差しが強くなってきたので、場所を移動しました。
そしたら、ちっちゃな葉に粘液をつけるようになりました。
秋までにしっかり成長してくれるといいな。


モウセンゴケの栽培で気になるのが、ミズゴケが腐ってくることです。
培養土に少しミズゴケを混ぜるのですが、夏まで持たずに悪くなってしまいます。
小さなモウセンゴケは一緒に腐ってしまうようで、数が減ってしまいました。
来年はミズゴケを使わずに、鹿沼土とバークがいいのかなと思っています。


最後に。
恒例のカマキリです。

チビカマキリというには大きくなってきました。
一番大きくて9cmぐらいになっています。
小さいのは6cmほどだったりするので、餌の量が体長に大きく影響しているようです。
現在、小さな庭では6,7匹の青年カマキリが確認されています。
ずいぶん淘汰されました。
たぶん、クモの餌食になったのが多かったんじゃないかと思います。
それと豪雨。
豪雨は上手く避けないと、小さな虫たちにとっては命がけの雨です。