小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

サギソウ

立秋を過ぎたとたん、朝晩にすぅっと涼しい風を感じるようになりました。
どんなに猛暑でも、季節は巡っていきます。
こればっかりは人の力でどうもなりません。
でも、間違いなく移ろいゆくことにほっと安心します。


今朝は猛烈な雷と豪雨に起こされました。
すごい勢いで荒れ狂ったあとは、すっかり静かになりました。
気温も低めですが、湿度が高くて。。。。


昨日まで、アブラゼミが鳴いていたのに、雨上がりにはツクツクホウシが鳴き始めました。
ここにも秋の足音を感じることができました。


こちらも毎年お盆を迎える頃に咲いている、サギソウ

日光を好みますが、7月頃からは木陰になるところの方がいいようです。
自生地に行ってみると、湿地はさんさんと日があたっていますが、真夏はスゲなどの細い葉の植物たちの葉陰になって、直接サギソウの葉に日があたっていませんでした。


園芸では、ベニチガヤとの寄せ植えが進められていることも多いのですが、ベニチガヤの方が背が高いので、
サギソウの花が埋もれてしまうのが難点です。
ベニチガヤって、とっても繁殖力旺盛なので、一年で飲み込まれてしまうような感もあるし。。。。


というわけで、サギソウの花を楽しむにはなんと言っても単植がおすすめです。


お盆を過ぎると、バラの夏剪定の準備です。
夏疲れをしているバラたちに、まずはたっぷりのバーク堆肥とぼかし肥を少し。
鉢の表面に生えている雑草を取りながら、ご機嫌伺いです。



9月になると初旬に夏剪定です。
10月に秋バラを楽しむための、涼しくなってバラの元気を復活させるための大事な作業です。


例年この時期にすっかり葉を落としていたりする鉢もあるのですが、今年は順調です。
梅雨の長雨の時期に、黒点病が広がりましたが、米ぬかを葉の上に極薄く振りかけて、乗り切りました。
それから、ゆっくりと新葉を展開したので、今はその新葉が固まりつつある感じで、すべての株に葉があります。


堆肥をのせるのと同時に、大切な葉に再び米ぬかを振っておこうかと思います。


カマキリのその後。。。


最後の脱皮を終えて、大人の容姿に。。
最近確認したところでは、小さな庭に住み着いているカマキリは、現在6匹。
あんなにたくさん生まれたのに。。。。
初夏の頃、クモもたくさんいたので、きっとお腹に入ってしまったんだろうと想像しています。


コガネ虫が今年は多く発生しています。
動きが少ないせいかカマキリの餌になるのは少ないみたい。
ぼろぼろに破れた葉の食害がひどいので、石けん水を半分ほど入れたペットボトルへぽとんぽとんと落とし込み捕殺しました、、、。



成虫の食害もひどいですが、鉢植えに卵を産まれるのが一番困るので、ここは譲れません。