小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

ぼかし肥作り

冬至が過ぎましたね。
みなさん、ゆず湯は入りましたでしょうか。
スーパーで「お風呂用ゆず」というのが売っていました。
食用じゃないユズって・・・?


なんだか???でしたが、我が家も無事にゆず湯に入りました。


午後になったかと思うとみるみる暗くなってしまうこの頃。
曇りの日なんて、本当に太陽が恋しくなりますね。
冬至前後は仕方がないと諦めていますが、短い時間だからこそ太陽のあるときは、大忙しの時期です。


北欧ではこの時期、太陽が昇らないんですよね〜。
つらいだろうなぁ。


そんな季節の楽しみがサンタクロースなのかも。
クリスマスのお祝いは、暗くて寒い時期を楽しく過ごすためもあるのかもしれないなと思ってしまいました。


寒い時期の庭仕事、一年の締めくくりにぼかし肥を作ってみました。
春以降の小さな庭を支えてくれる縁の下の力持ちです。

牛糞堆肥1、米ぬか1、油かす1、貝化石またはかにガラ0.3、バイオポストひとつかみという感じで、よく混ぜ合わせます。

液体の微生物資材を薄めて、灌水します。
握って、ぽろっと崩れるくらいの水分量に調整します。
小さめの段ボールに6割程度の容量で、ふたをして寝かします。


順調にいけば、数日で発熱してくるので、毎日かき混ぜながら、発熱しなくなるとぼかし肥の出来上がりです。


こちらは米ぬか発酵

米ぬかに塩麹を作った残りの米麹を入れて、米ぬか発酵をしてみました。麹菌だけだと、菌相が単調かなと思ったので、こちらにもバイオポストをひとつかみ。
黒いつぶつぶがバイオポストです。


いかにも食用になりそうですが、しっかりガーデニング用です。
米ぬかはもちろんぬかみそ用の塩の入ったものはだめですよ。


こちらも軽く握って、手を広げるとぽろっと崩れる程度に水を入れて、よく混ぜます。
こちらは通気性のあるテラコッタの鉢で作ってみました。


以前、プラスチックの入れ物で作ったら、青カビが生えて失敗したので、通気性のいいもので作っています。
この米ぬか発酵させたものは、バイオポストなどの微生物資材を元に菌を増殖させたいと調べて、始めたものです。


たとえば、コンポストに振り入れたり、ぼかし肥を作るときに種菌にしたり、土を改良するためにうっすら庭にまいたりして使います。
プランター菜園にも、土の力を回復するために混ぜたりします。


いろんなものをリサイクルして、
土を捨てないガーデニングをしたいなと思っています。