イングリッシュローズの冬剪定をしました。
つるバラほど伸びはしませんが、それでも小さな庭では十分すぎるほど大きく育ってしまうイングリッシュローズ。
「切り詰めても花が咲く」と言われるものを集めていますが、今回は
アンブリッジ・ローズの剪定です。
剪定前。
剪定後。
葉もたくさん残っていましたが、全部カット。
つぼみも四つくらい付いていましたが、開花しかけていたので一緒に切って、室内で観賞します。
上の方に花がかたまって咲かないように、高さを変えて剪定してみました。
株全体に開花してくれるとうれしいのですが。
毎年よくシュートを出すし、枝の分岐もよいので、分かれた元から二芽を残して枝を剪定しています。今年もしっかり花数を確保して咲かせたいと思います。
アンブリッジ・ローズ
この子はとても優秀です。
ピカイチといってもよい四季咲き性を見せてくれます。
すっかり黄色みが抜けて、桜色で開花です。
茎が寒さで赤くなっていたり、外側の花びらが少し寂しげな色を帯びているのが
たまらない美しさです。
切り取ったものを室内で楽しみます。
花が少ないこの時期だからでしょうか、見飽きない色味です。
パソコンの画面で色味を説明するのは難しいですが、つぼみの色が開花しているバラの外側の花びらの色と思ってください。
後ろ姿が何ともいえない冬枯れ色をしていて、けなげな美しさにため息が出ます。
最後の最後になって、
一年で一番美しいバラに出会えました。
同じようにイングリッシュローズのグラハムトーマスも高さを変えて、剪定しました。
こちらはよく枝が伸びるので、しっかり冬剪定をしないと、花が上へ上へいってしまいそうです。
秋の返り咲きはさほど多くないので、夏から伸びた枝を翌年の春を考えながら、夏剪定をします。
自然な感じにゆらゆらした枝先に咲かせたい場合は
花後の切り戻しをしっかり行い、伸びた枝は支柱にとめずに遊ばせて、充実をはかるといいそうです。
冬剪定は充実した枝を花を咲かせたい位置で、カットして春から伸び出した枝先に自然な感じに咲くというサイクルみたいです。
楽しみ楽しみです。