小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

小さなものたち。

小さな庭なんだから、なんでも小さいのですが。
小さなところにばかり目が行ってしまいます。

イチョウの発芽。

イチョウの種と言えば、ご存じのぎんなん。
で、あれをまきました。
そして、発芽です。


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一本にょきにょきと伸びてきたかと思うと、小さな小さなイチョウの葉が開きました。
なんだか、双葉が出てからというわけではなくて、いきなり大人の木みたいな顔つきです。
でも、小指の爪ほどの小さな葉っぱが、ちゃんとイチョウの形をしているので、
何ともいえずかわいいです。


専門的に言うと。
イチョウは双葉を出す樹木より古いというか古代の木なんです。

裸子植物に分類されて、イチョウのなかまで今生きているのは、世界中でイチョウだけ。
イチョウが繁栄していたのは恐竜の時代で、恐竜とともに大部分が死滅してしまいました。
かろうじて生き残った種類も地球の寒冷化(氷河期)で絶滅して、現在の一種だけになったそうです。

このイチョウの赤ちゃんもどこかにある巨木のイチョウもたった一種類の同じ仲間。。。
って思うとちょっと不思議です。

シラカバの発芽。

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こちらもとっても小さくて。
植えてある土のかけらよりも小さな葉っぱを出しています。
この子がおもしろいのは、片側だけ大きく広げた葉。


目を凝らしてみないと見落としてしまいそうなシラカバ。
シラカバの花粉は花粉アレルギーを起こすって、ご存じでしょうか。
じっくり育てて、白樺の花っていうのも見てみたい。。。

ちびシャクガ

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隠れているふり。
かわいいけど、せっかくのつぼみを食べ散らかすので、退場してもらいます。




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こちらはちょっと無残なバラ。
犯人はチュウレンジバチ
チュウレンジバチの産卵による傷が、卵が孵ることで傷口を広げます。
その結果、支えきれなくなって茎が折れてしまいました。
一応、バラはつぼみが膨らんでいるので、そのまま開花を待ちます。



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こちらはナミテントウの親子。
親の少し上にいる小さな黒いのが、幼虫です。
テントウムシの幼虫は、結構行動派でどんどん移動して、アブラムシを食べてくれます。


がんばって大きくなってね。