青々とした葉をつけたまま、夏を越したと喜んでいたのに。。。。
我が家では2番目に大きくなっている
つるバラ フェリシア
他のバラが続々と新芽を展開しているのに、動きがありません。
よく見ると伸び出した新芽がしおれています。
ちらほらと黄変した葉も見られます。
これは。。。もしかして。。。
コガネムシの幼虫!
本当ならこんな時期に根をいじるのは、よくないのですが
1週間観察していた感じでは、回復の兆しがないので、原因を調べた方がいいと判断して、
土を掘り返してみました。
直径40cmの大鉢なので、動かすわけにもいかず、ひたすら掘っていきます。
半分ほど土を出してみました。
白い根がほとんどありません。
まだ、ちいさなコガネムシの幼虫が20匹出てきました。
やっぱり。
これが原因でしょうね。
掘り出した土をふるいでふるって、イモムシはすべて捨てました。
さらに回復力を高めるためにバイオポストを見えている根にまぶします。
ふるった土と赤玉の中粒、馬糞堆肥、かにガラとくん炭を少々、さらにコガネムシよけといわれている(効果のほどは分かりません。)ミリオンを表面に混ぜて、埋め戻しました。
ネメデール(その名の通り発根を促す)でしっかり灌水。
最後に、しっかりと表面に網を二重に敷き詰めて、コガネムシよけにしました。
もっと、ちゃんとやっておけばよかったのですが、
暑くて、外に出るのが嫌だったんですよね。。。。
枝の方は、そのままでは根に対して量が多すぎるので、カミキリムシの食痕で折れたようになっていたものをばっさりと落としました。
他の枝は細い枝先を落として、葉の分量を減らしました。
すべて葉をとってしまうと、光合成ができないので回復が遅れます。
といって、葉が多いと根の養分を吸い込むのが追いつかずに、しおれてしまいます。
黄変した葉は落ちるものとして、葉を残しました。
気温が高い今のうちに、きちんと植え直してしまうと真冬になるまでに
しっかりと葉を伸ばして養分を蓄え、細い根もきちんと張ることができます。
状態がよければ、来年はぐっと枝を伸ばしていけると思います。
こんな荒療治ができるのは、バラが強いから。
これまでもこのやり方で枯れたものはありません。
11月くらいまでに復活する予定です。
そのほかのバラの鉢には、椰子マットを7月中に敷いたので、今年の被害バラは
フェリシアだけです。
この鉢は大きくて、ついサボっていたのがこんな事になってしまいました。
ついでに新苗だったブラッシュノアゼット、ペッシュボンボンの鉢のサイズを大きいものに
変えました。
こちらは根をいじらずに、大きな鉢にした分の土を足します。
ちょっと涼しくなると、庭仕事がはかどります。