小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

花も虫も元気です。

先週までは朝夕がひんやりすると思っていましたが、日中は夏日です。

庭に出るとすぐに時間を忘れてしまう悪い癖。
見るところいっぱい、気になることいっぱい。
写真を撮ったり、雑草を抜いたり、新たな発見をしたり、気になる草木をしげしげと眺め回したり。。。

はい。
手を出しすぎです。
水だってあげ過ぎかもしれません。

もう少し、距離をとって、待つことも大事。。。。

でも、目を放した一瞬に一度の水切れで、今までのお世話が水の泡。。。

そんな逡巡を繰り返しながら、小さな庭で過ごしています。


撮ってはあるのにお見せしていない、写真より。

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少し盛りが過ぎましたが。コデマリ
花後すぐが剪定時期とあって、すでに大部分がカット済みです。
ところがこのコデマリ
小さな庭の中では一番の虫たちの憩いの場なんです。
なにしろアブラムシがびっちりとつくので、ヒラタアブやテントウムシがたくさん寄ってきます。
花の蜜も甘いのか、コガネムシやミツバチも。

卵や幼虫たちがついている枝を切り落とすのには忍びないのですが、密集してきたので、今年は思い切ってカット!
切り落とした枝はしばらく水につけて、花がしおれないようにしました。
異変を感じた虫たちが、近くの枝に移っていけるように。


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まるで傘のように満開のフジ。
バランスがとてもよくて、道行く人にずいぶんお褒めいただきました。
去年は蕾がついても咲かないままで、それが今年開花した感じです。
冬の間に根を切って、植え替えをするとどうしても春の花に影響が出てしまいます。

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こちらはキエビネ
たぶん環境を気に入ってくれているのでしょう。
何もしないけれど、ゆっくり増えています。
今年はナメクジと戦った甲斐があって、花びらが食害に会わずにすみました。

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こちらはタツナミソウ。
去年は花のケーキのようでしたが、今年は数が少ないです。
きっと植え替えていないので、根が回りきって弱っているのかもしれません。
鉢から出して、むき出しの根洗状態なので、ちゃんと鉢に植えてあげようかな。


アクシデントにより瀕死の五葉松
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最近、とっても五葉松がかわいく思えています。
待てない私には似つかわしくないゆっくりさんです。
何年もかけてやっとここまできたのに、、、8割の葉を落としてしまいました。
正直、枯れた!と思っていたのですが、春になって小さな芽をいくつか確認しました。

根っこは元気にしているのね!と励まされて、西日の当たらないよく目につくところにおいてじっと待っています。
この芽、8月ぐらいまでに大きく育ってくれるかしら。。



最後に
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テントウムシのさなぎ。

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ヒラタアブを食べるハナグモ
空飛べるのに、捕まっちゃうんですね。
どちらも私にとっては益虫なので、どうせならチュウレンジバチとか捕まえてほしいのですが、ま、人間のわがままですね。


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何度目かの羽化。
カマキリは一度に全部生まれてくるわけではなくて、数回に分けて一つの卵塊から羽化します。一回に20~30匹くらいでしょうか。
この小ささと細さと懸命さがとてつもなくかわいく思えます。


バラのつぼみがたくさん上がっています。
一度に咲いたらと思うだけで、どきどきするほどです。
10日ほどしたら、お見せできるかな。