小さな盆栽たちは、猛暑の中 夏眠しています。
春から伸びた新芽もの伸びも止まり、充実しています。
トウカエデ
ちっちゃな葉っぱに魅了されて、雑木のなかでも特に好きな樹種。
今はこの二鉢がお気に入り。
今春種から発芽した、ヤマモミジ。
100粒蒔いて、70粒くらい発芽。
今は数えてないですが60本ぐらいは育っているんじゃないかな。
こちらは3年目の実生クロマツ。
大きな鉢に植え替えずにこのまま育てると、あまり大きくならずにすむみたいです。
ちっちゃな松林みたいです。
お気に入りの五葉松
松には共生菌という菌がいないと元気よく育ちません。
元気に育っている鉢にはびっしりと菌が育っているので、育ちのよくない松の根の下に
菌を移植してあげたりします。
普段は見えない土の中のやりとりが重要なんですね。
2年目のヤマモミジ
根本を寄せて、数年すると一つの株みたいにつながってくるらしいので、
楽しみに育てています。
盆栽というほどではありません。
小さな雑木林を目指して、場所をとらないために小鉢で木を育てています。
「いいな」と自分が思えればそれでいいと思うことにしています。
専門家の育てている盆栽とはちょっと違います。
でも、癒されて、愛おしくて。
立派じゃなくていいんです。
この暑い時期を少しでも楽に乗り越えられるように。
日が落ちる頃に「霧水」をかけてあげます。
葉っぱや鉢が冷えるように。
暑さはまだ、しばらく続きます。