今年は秋バラをきれいに楽しめないんだそうです。
夏の猛暑に続いて、9月も10月も気温が高くて、長雨のために黒点病が多く出て葉を落としてしまったり、新芽の動きが悪かったりしてなかなかきれいな開花にならないそうです。
我が家のバラも葉っぱのなくなってしまったもの、少なくなってしまったものが半数くらいあります。
こうなってしまうと花どころか大事な新芽を虫に食われないように、しっかりと養生しないとなりません。
枝先を切ったり、薄めの肥料をあげたり。
気温が高かったのが幸いして、やっと新芽が動いてここへ来てつぼみが見えるようになった株もあります。
秋バラは10月といわれてきましたが、温暖化の昨今は11月が見頃なのかもしれませんね。
雨の予報が出ていたので、やっと咲いたフェリシアを切ってきました。
ふんわりとバラの香りが室内に立ちこめて、ゆったりとした気持ちになります。
香りのいい四季咲きのバラをと思って育てていますが、フェリシアは秋にもよく咲いて、勢いもあってなかなか強健なバラです。
幹や枝もごつくて、固いので誘引が思うようになりません。
しだれるように咲かせたいのですが、つーんと空に向かって伸びたシュートの先に房状に花がついてしだれてくれないのが残念です。
グラハムトーマスも似た感じで、繊細さのない枝が暴れて大きくしたくない我が家ではどうしたものかと悩んでしまいます。
それに比べると一季咲きですがサマー・スノーやルイーズオディエは繊細な枝をたくさん出して、好きなように誘引できてとても楽です。
普通バラは色や香りを優先してしまいがちですが、枝の柔らかさまで表記してくれると育てるときに楽なんですが。
なんて都合のいいことを考えています。
今日は写真一つだけ。