小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

ほころびかけて。

少し気温が上がったせいでしょうか。
よく見ると、小さな雑木たちの芽がほころび始めました。


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先端に小さな葉がついています。

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脇についている小さなのが冬の間新芽を守っていた「殻」なんですね。
中から伸びてきた新芽に、役目を終えて落ちていきそうです。

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こちらのヤマモミジでは小さな葉っぱが待ちきれないかのように伸びつつあります。

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トウカエデの新芽もたくさんほころんでいます。

ということで、早速植え替えを始めました。
ほころび率の高いトウカエデから。
土を落として、根をカットして植え直していきます。
とっても楽しい時間。
背中を太陽に向けているので、ほこほこと暖かく、一年前に芽を出したばかりのや2,3年と経ったものを一つずつ見ていきます。
これは1本ずつで、こっちはまとめてとあれこれ考えながら、植えているとあっという間に時が経ちます。


細い木は、大きくなってほしいので少し大きめの鉢に植えて、2年くらいそのままにします。
かっこよくなってほしい数年経った木は、根の切り方にも注意して切りすぎないように、根を広げて植えたり、幹を傾けて植えたり。

盆栽なんて大げさなものじゃないですよ。
ただ、庭に小さな雑木林がほしいだけなんです。


いっせいに芽吹くので、全部は追いつきません。
葉っぱが広がってから、根を切り詰めるとせっかくの葉っぱを枯れさせてしまうので、ここは競争なんですね。
なので、「今年は絶対に植え替え!」と思っていたものからはじめて、だんだん適当になっていき、、、「この他は来年に植え替えと言うことで。。。」となっていきます。


一鉢だけある桜の鉢を今年は植え替えたいと思っていましたが、調べてみると花芽が膨らんできているので、もう遅い!みたいなんですね。
花が終わったら、根っこを切らずにそのまま大きな鉢に植え替えようと思います。

なんだか桜はいまいちお世話の仕方が分からず、というかずれていて毎年そんな風に大きくしているので、どんどん大きな木になっていきます。
今年こそは時期を逃さずに植え替えよう!と思います。
何でも適期は12月だそうで、でも、12月に桜のこと考えられるかなぁ。。。
とお知らせベルでもセットしておきたい気分ですが。

もう一つ。
「絶対植え替え!」リストの上の方にあるフジ。
これも大きな鉢で、根っこがぎっしりなので気力と体力がいる植え替えです。
この時期にやって、花が咲かなかったことがあるので花が終わった直後にやろうかなと思案中。
この「思案中」が時期を逃してしまうことにつながってますが。


そんなわけで、小さな庭の小さな小さな新芽たちとにらめっこ中です。

ディック・ブルーナさんを偲んで

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うさこちゃんとうみ  ディック・ブルーナ 作 いしいももこ 訳

バケツとくまでの絵が脳裏にくっきり焼き付いています。
自分が行った潮干狩りのシーンとつながっているのかもしれません。
たくさんのうさこちゃんシリーズの中で、そんなにたくさんを知っているわけではないのですが、好きなのはこの一冊です。

ちなみに英語版のうさこちゃんも何冊かもっているのですが、英語で書かれていても頭に入ってくるときは、なぜかいしいももこさんの訳なんですね。
小さい頃の刷り込みってすごいです。