小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

いつのまにか春です。

日射しがあるとぽかぽかと暖かくて、つい眠たくなります。


日中は暖房を切って、窓を開けます。
花粉が飛び始めるまでのわずかな期間ですが、すっきりとした空気が入ってきます。


前回のブログの4枚目の写真から1週間後の同じ新芽です。

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いつのまにやら春が隣にいる。そんな感じの静かな変化です。


この一週間は小さな庭に出てばかりでした。
時間を見つけては、庭に出て小さな鉢で青々としている雑草を抜いたり、伸びすぎた枝を切ったりしています。

植え替えも進んでいます。

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一年目でこのくらい。

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3年目だとこれくらいになっています。窮屈そうに何かを求めて走り回ったように見える根っこです。
どちらもモミジ。

上の写真のはまだ植え替えなくても大丈夫ですが、根っこを整理して新しく伸びるスペースを作るために浅めにカット。

下のはじっくりほぐして、1/5くらいまでカットしました。
太い根が一本あるよりも細い根が10本ある方がいいので、太い根を積極的にカットしていきます。
植え替えの一番の目的は、夏になって水やりをしたときにしっかり水を吸ってくれる土にすることです。かちかちにかたまってしまった鉢は、なかなか水を吸わないし思ったよりも中に染み込まずに木にとっては苦しい環境になっていきます。


一枚目の写真のを植え替えずにおくとぐーんと幹が太るんです。
植え替えて根っこを短くしてしまうと、地上を太らせる余裕はなくて葉っぱを多く出すためによく伸びますが幹はあまり太らずに細いままです。
二年目になって、根も葉も充実しているところから春がスタートすると、その年はぐっと幹が太ります。
とにかく根っこと地上のバランスなんですね。