昨日は滋賀県の小さな湿原に行ってきました。
サマーシーズンに一度は会っておきたい花たちです。
サギソウはちょうど見頃を迎えていて、つぼみもたくさん上がっていました。
先日の台風で増水した後はありましたが、とても美しい姿を見せてくれていました。
細部まで見ると、何ともいえない複雑な形をしていて どうしてこの形になったのかと不思議としか言いようがありません。
こちらはミミカキグサたち
キバナミミカキグサ
背丈は10cmに満たないですが、水中にも葉をだしてこの小さな花を咲かせています。
ムラサキミミカキグサ
さらに小ぶりで花は2mmをきっていると思います。
ホザキノミミカキグサ
花丈は20cmぐらいでした。
本当は薄紫の花ですが、盛りが過ぎたのか白くなっていました。
三種のミミカキグサは、適当な距離を開けて混ざり合わない程度にかたまって咲いていました。
とはいっても、流れもあるし増水すれば種が運ばれるでしょうから、少しずつは混ざり合っているのかもしれません。
すっかり種になっているものもあって、小さな小さな営みが受け継がれている感じです。
最後はこの小さな湿原にふさわしい小さな小さなハッチョウトンボ
特に小さくて2cmあるかどうかでした。
イトトンボやオニヤンマもいるし、一度はスズメバチに偵察されて怖い思いもしましたが
いついっても、生き物たちの豊かさを感じる場所でした。