暑かったり、寒かったりと人は着るものに悩む季節です。
うっかり手を抜くと体調を崩してしまいがちな春です。
忙しさでなかなかゆっくり見ることはできませんが、桜は咲きかけの頃、満開の頃、散り染めの頃、と何度も見頃があるように思います。
咲きかけと散り染めは、とくにお天気や都合が合わないと毎年楽しめないもののように思います。
今年は寒さが残ったおかげでこの三つの楽しみをしっかりと感じられるのではないでしょうか。
小さな庭のバラ。
冬に思い切り切り詰めた株が多かったので、その後の芽だしが気になっていました。
切り口の横から若い芽がぐんと伸びています。
横広がりのタイプを内側の芽を残すように剪定したので、こんな感じになりました。
幅を取らない樹形になって、楽しみです。
毎年この時期に気になること
左側が白神ブナ。右側が富士ブナとして売られているもの。
右側は富士ブナらしく、昨年の葉が残っています。でもまだ、新芽が開きません。
左側は葉もあまり残りませんが、新葉の展開は早いです。
より冬の厳しい地域のブナの方が、日照時間の積算値が小さくてもより早く葉を展開させて、短い太陽の季節を楽しもうとしているのかなと思います。
もちろん本来の自生地域ではまだまだ葉が展開する季節ではないと思います。
この二つの鉢は、遠い地域に思いを馳せると共に、自然のうまくできた仕組みにただただ感心させてくれます。
他に姫リンゴの花が咲いています。
バラのつぼみを姿を見せました。
早く顔を出したために霜にやられてしまったつぼみ。
行きつ戻りつの春を楽しむ余裕がほしいものですね。