小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

異変?

フリージアの巻

今年の3月は気温が低くて、雨が多く天候不順でしたね。
なんでも梅は花が咲いたけれど、実が育たず被害が出ているそうです。
そんなニュースを耳にしながらもあまりぴんと来ませんでした。

我が家の庭でこの花、こんなに咲く時期が遅かったかしらと思っていたフリージア
今日の姿です。
昨年の開花は3月28日。2週間以上の遅れです。そういえば、春になってからうるさいほどにグンと伸びる葉っぱが今年は気になるほどの背丈にはなりませんでした。

バラの巻


これはパスカリというバラです。早咲きの品種で今年も一番に新芽が展開していました。
けれど、見事に一つもつぼみがつかないのです。上の写真は新芽の先につぼみがつかない「ブラインドシュート」の写真。これはバラの「花を咲かせたくない」という意思表示なのでしょう。

これはどれも3月の天候不順の影響と思われます。
芽吹きから一気に養分を吸い上げ、葉を広げ、光合成をする春の花たち。その時期に寒さや長雨に遭うと成長が著しく阻害されてしまいます。もちろん、木本体は枯れてしまうわけではないので、この春は「一回お休み」状態になるのでしょう。
フリージアはそれでも球根なのでこれから立派に開花するでしょう。早めに花を切り、葉が小さい分ゆっくりと球根を太らせることになるでしょう。
バラは早咲き品種が災いしました。大部分のバラはちゃんとつぼみをつけています。我が家ではまったくつぼみをつけなかったのは二株だけ。少しブラインドシュートのあるのが一株です。
ブラインドシュートは早めに一芽分くらいカットします。新たに伸びる芽の先端につぼみがつくので、それで花を楽しむことができます。


こんな風に身近に影響を感じると、自然の大きさを改めて感じるとともに人間にできることは対してないなと思いますね。