小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

庭のプチリニューアル

今日はしっかりガーデナーしていました。
午前10時頃から3時まで。昼休憩は30分。
やり出したら止まらない。
一気に出来ないと分かっているのに やめられない止まらない。

昨日までの庭。

移植後。


今日の要点は3つ。
一つは元気のない草花を鉢から抜いてみる。
二つめは大きくなりすぎている植物を小さく分けて植え直す。
三つ目は移植、植え替え。


まず、今年地植えにして、元気のなかった「アンブリッジローズ」の植え替えを検討していたので、思い切って掘り上げてみました。
地上の葉っぱに元気のないものは根っこも貧弱なもの。
これは全く太いゴボウ根ばかりで、小さくて白い元気のよいひげ根はわずかでした。
迷わず、鉢に植え替えです。

跡地の土を総入れ替えです。
バラの後にバラを植えるときは「嫌地」が起こるので、なるべくたくさんの土を入れ替えます。
堆肥とくん炭を入れて、つぼみをつけている(咲くのかしら?)セントセシリアを移植。
鉢植えのバラは根元にコガネムシよけのネットがしてあるので、これをすべて外しました。
枯れた草花をきれいに片付けると奥の方のバラの状態もよく見えるようになりました。
株元のカミキリムシよけのネットを丁寧にまき直します。
剪定や肥料は年が明けてから。
新芽が出てしまってから、寒さに遭うと花が付かないので2月までは本剪定はしません。(仮剪定で枯れ枝や花柄のカットをかねて、背丈を少し抑えておきました。)


大きく育ちすぎたハーブの一種マロウを抜きます。この子はこの小さな庭にはそぐわない大きさなので、撤退です。
小さく株分けして、鉢に植え直しました。
クレマチスもどうしたわけか機嫌が悪いので、鉢から抜いて地植えに。
跡地に小さな小さな花壇を新設。
アリッサムジギタリスを移植。

植え替えたアンブリッジローズの鉢を特等席に据えました。


さらに場所を変えて、繁茂しすぎているニオイスミレを移植。
同じく大きく好き放題に伸びた、アメジストセージを掘りあげて小さく分けて移植。
3年間一度も花をつけなかった、キエビネも少し日の当たる場所へと移植。
庭の隅で小さくなっていたワイルドストロベリーを鉢上げ。


一枚目の写真の花壇に移って、鉢バラの中でもコンパクトなエーデルワイスとパディ・マクレディを地植えに。
バラだけではありませんが、地面に直接植えると根がたくさん張れるので、花の数がとても多くなります。
それを期待して、コンパクトなものを花壇の前の方に植え付けました。
念願の地植えです。(*^_^*)


花壇が手狭なので、ラベンダーとワレモコウを一株抜いて、アサギリソウ、すでに芽の出ているスイセンを移植。
ほどよい距離をあけて、ジギタリスとデルフィニウムを植え付けました。


最後に枯れてしまった鉢を土を出してきれいにして、散らばったゴミをビニール袋にまとめて、今日の仕事はおしまいです。


これで、だいたいやりたいことの半分と言うところです。
バラの鉢替え、堆肥などのマルチングはまだこれからです。


いろいろ考えて、植え付けてもやってみるとなかなか思うようにいかないことも多いです。
また来年、移植をしているのでしょうか。
どんな表情を見せてくれるのかは春になるまでのお楽しみです。
ガーデナーにとっては、冬は理想を夢見る時間なのかもしれません。


最後に

鉢を動かしていたら、どこからともなくぴょんと出てきました。
冷え込む夜をどうやって過ごしているのでしょう。
真冬の2月にも見かけたことがあるので、成虫で冬を越すのもいるのでしょうか。
頑張ってねと声をかけておきました。