小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

カイガラムシ退治。

7月に入ったとたん、涼しい空気が入り込んで、猛暑にちょっと一息です。
暑さに慣れつつあったからだにひんやりした空気が気持ちいいです。



ぎらぎらした太陽が顔を出さないうちに。


先日発見したカイガラムシ
さっそく、歯ブラシとオイルを片手に退治です。


庭を見て歩くと、発生している株がいくつか。
風通しが悪かったり、株が4年以上経っているものに多く見受けられます。
木質化した古い枝にはびっしりと発生していたものもありました。


根気よくオイルをつけた歯ブラシで、こすり落とします。
羽化したての細かなのから、大きめのまで丁寧に作業しました。


この時期に数を減らしておくと、夏場の発生がかなり抑えられると思います。
9月頃にまたしっかり見回って、この冬には石灰硫黄合剤の出番かもしれません。
カイガラムシは根絶の難しい害虫で、ほっておくと大発生につながります。
石灰硫黄合剤は噴霧器を使うのが主流かもしれませんが、
飛び散るのがいやなので、地道にはけでぺたぺた。
冬の葉が無い時期に限定的に使用する薬剤。
塗り残しに気をつけますが、その年はカイガラムシが劇的に減るので、数年に一度は思い切って使うことにしています。



コガネムシに食べられてしまうし、暑さで花の大きさや香りも春の頃よりだいぶ劣るバラたち。
木への負担も考えて、早めにカットします。
花びらはポプリ用に乾燥。
香りの強いピンク系の花は、きれいな赤で香りも残して仕上がります。





こちらは昨年、カミキリムシに穴を開けられて、収穫間近で枯れこんでしまったブドウ。
そのままにしていたら、新芽が出て、今ではこんなにたくさんの葉をつけています。


今年は花が咲かなかったので、来年に向けて株の充実を目指します。


でもね。
ブドウって害虫が多いんです。
コガネ虫やら、青虫やら、気がつくと丸坊主にされたりと、なかなか手のかかる果樹です。
数年越しの初収穫まで無事にこぎつけるでしょうか。