覆い尽くすように緑が広がっていきます。
バラの季節の準備が着々と進んでいます。
色、つや、表情は様々ですが、新枝の先につぼみが顔をのぞかせ始めています。
2週間ほど前にバラゾウムシがずいぶん新芽を荒らしたので、気になっていました。
枯れた新芽を取り除いても、ぐんぐん新しい葉を出して、
結局、たくさんのつぼみが上がってきました。
バラゾウムシ。
大量発生は困るけれど、春先に卵を産み付けられた新芽もそのまま大きくなってつぼみをつけています。
こんな虫たちも・・・!
チュウレンジバチ!
新芽が伸び出すと同時に出没するバラの害虫です。
親の捕殺はもちろん、産卵された茎もカットしました。
産まれてしまうと、柔らかい葉っぱを食べ尽くしてしまいます。
こちらはオオシロオビクロハバチ。
チュウレンジバチよりすばしこく逃げるので、捕まえるのは大変。
少し陰になった下の方の葉っぱから、やられます。
幼虫は、葉の裏でお食事中。
表から見ると絣のように食べられているのが分かります。
小さなうちにこすり落としていきます。
アブラムシには。
ヒラタアブやテントウムシの幼虫にがんばってもらいましょう。
カマキリの赤ちゃんたちだって、主食はアブラムシ。
巣を作らないクモたちも日に日に殖えていってます。
アオムシ、イモムシだけでなくチュウレンジバチやハバチの親たちも是非退治してほしいものです。
気温の上昇とともに、花の季節がやってきて、ついでに虫たちとの戦いの日々が始まるのでした。