パンはシナモンロールやチョコの入ったパンも好きですが、
デイリーにいただくのは、ハード系のパンが好きです。
ちょっと前にはライ麦粉の入ったパンを作っていましたが、
あくまで自己流でした。
店売りのバタールを買ったら、すごーーくおいしくて「私もこんなの作りたい!」と火がついてしまいました。
この10日ほど2日に一回バタールを焼いています。
レシピは
フランスパン用の粉 200g
塩 4g
砂糖 5g
水 140cc
ドライイースト 2g
とってもシンプルです。
250℃に予熱したオーブンに天板を二枚入れます。
焼き始めるときに下段に熱湯を入れて、水蒸気を発生させ、上段にクープを入れた生地に霧吹きで10回ほど霧を吹いたものを入れて、190℃で30分焼きました。
工程は全部一緒です。
一本目。
こんな風に発酵させます。
クープの開きがぜんぜんです。
味も小麦っぽい感じで香ばしさがありませんでした。
このときの失敗は温めた天板で焼かなかったこと。
天板の上で発酵させて、250℃に温めたオーブンに天板ごと入れたために、冷たい天板の上で焼いてしまったのです。
2本目
250℃に予熱したオーブンに、(天板は2枚ともオーブンの中)台紙ごと移動させてみました。
クープを入れたのに、成形したとじ目が開いてしまって、クープは全く開いていません。(右側に見えています。)
味はしっかり香ばしくなっておいしかったです。
開いてしまったとじ目がクープの代わりをしたのかな。
3本目
今まででは一番クープが開いています。
でも、もうちょっとなんだけど。
工夫の余地がなくて、さらにもう一本。
4本目
再び、とじ目が開いてしまいました。
焼き色、味は申し分ないのですが。。。。
5本目。
今回はモルトパウダーというものを入手して、耳かき1杯程度入れて、作ってみました。
これはイーストの働きを助けて、クープが入りやすくなり、香ばしさが増すというもので、糖類の一種だそうです。
しかも3本のクープが難しいので、クープを1本に変更。
いかがでしょうか。
私の中ではやっとこ合格点という所です。
左の方がクープが深めに入っていて、その方がきれいに開いています。
この加減がむずかしいです。。。
分かったのは。
クープは深めがいい。
成形のとじ目はしっかり下にする。
途中で何回かガス抜きをしますが、これも軽めにガス抜きする方がいい。
焼き上がって少しすると、皮がパチパチと音を立てます。それがぱりっと焼けている証拠だとか。
クープも開いてきたし。
上出来と言うことで
次はライ麦パンで丸形にチャレンジしてみようかな。