せっせと植え替え作業をしていた頃から2週間がたちました。
今朝は1℃台まで下がりましたが、今は日射しも出て、暖かくなってきました。
ヤマモミジ
2月23日
3月6日
ずいぶんしっかりと葉が開いてきました。
一才桜
2月23日
3月6日
冬の間は薄い殻に覆われていた花芽ですが、日の光に揺り起こされるかのように伸びてきました。
この時期に強い寒さに当てると花芽が痛んでしまうので、軒下の暖かい場所に移しています。
植え替え後間もないものや温度が高い方が発根がよいものはビニールのフレームに入れています。
植え替えてしばらくしたものや新芽が展開してきたものは、軒下の日だまりへと移します。
あまりぽかぽかと温めてしまうとどんどん新芽が広がってしまって、季節がちぐはぐになってしまいます。
急な寒の戻りに対して弱くなってしまうのが心配で、なるべく新芽が広がりかけたら、外気の中で管理するようにしています。
ある時突然地面から小さな葉が出てきます。
ギボウシ
よく見ると小さな小さな新芽がいくつも頭をのぞかせています。
モウセンゴケ
固く握りしめていたこぶしを開くように、いつのまにかほどけていました。
最後は春の風物詩、花粉。
園芸品種でスゲの仲間。
指先ではじいたら。。。
うまく撮れました。(*^_^*)
この小さな葉を見つけるのは競争です。
うっかりしていると、小さな隠れ上手の虫たちにかじられてしまいます。
そうして枯れてしまうものもあるので、この時期は譲れないとしっかり浸透性の殺虫剤をまいています。
いくつも葉を展開する野草で、一枚の葉に相当するところがかじられてしまっても被害は軽いのですが、一枚しかない葉の新芽をかじられてしまうと、それでもう一年葉っぱなしで過ごすなんて言うことになってしまいます。
(根っこだけで休眠状態で、過ごす感じでしょうか)
すぐに枯れませんが、光合成できなければ弱ってしまいます。
モウセンゴケは昨年種から発芽して、冬までに大きく育った株。
ごく小さな株も見えますが、この大きく育った株が今年花を咲かせて、種をつける最有力候補です。
この季節、枯れたように見えた鉢から新芽がのぞくと
「元気だったかい?」「よしよし、無事だったんだね~」
と声をかけてしまいます。
新芽の動きの悪い子たちにははらはらさせられます。