小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

復活!

3週間前ぐらいだったでしょうか。
コガネムシの幼虫にやられたバラを紹介しました。

すぐにたっぷりと水につけてから、きれいな土に植え替えました。
葉はなく、わずかに白い根が残るだけでしたが、こんなに元気になりました。

新葉がこれだけ展開していると言うことは同じだけの根が張ったと思います。
もう少ししたら、たっぷり堆肥をあげて体力の回復をさせたいです。

さて、もう一鉢の犠牲者。
カミキリムシの幼虫に食い荒らされて、せっかく初実り!!だったブドウ。
幼虫ごと枝を切り落としてから、2週間くらい経ちました。

根元に近いところから、新枝が出て、葉も広げています。
うーん、なんだかこういうのが生命力を感じるというかかわいいなぁ。

カミキリムシの穴はまだこの下からあいていますが、まだ生きていけるんですねぇ。落葉する10月下旬までこの新枝をしっかり伸ばします。
冬に少し切り詰めると、来年はまたつるを伸ばして花をつけるかもしれません。
一年戻ってしまった感じですが、株として成長する可能性はまだまだありそう。
諦めなくてもいいみたいです。

植物って根がしっかりしていると地上部分がダメージを受けても結構復活するみたいです。
植え替えの時に回ってしまった根を思い切って切り詰めたら、上の枝も同じように切らないといけません。
植物にとって葉っぱは心臓のようなもの。(ポンプという意味で)
呼吸や光合成によって、根から水を吸い上げる仕組みです。
ですから、枝などに残った養分でとりあえず新葉を出すようになっているのです。
そのときに根とのバランスがとれているとその後はうまく成長していくようです。
根ばかりあってもポンプがないと根が腐りやすくなります。(水はけよくすることが大事)
葉ばかりあっても水分があがってこなければ枯れてしまいます。(さし木など全く根のない状態なら葉っぱは3枚程度)
葉の量と根の量はだいたい一緒と覚えておくと簡単です。