やっとこの子を紹介できます。
サギソウ。
この独特のフォルムのおかげでご存じの方も多いと思います。
私にとっては特別の一鉢といっても過言ではありません。
毎年、お盆にあわせるかのように我が家では咲いています。
日差しが強すぎるときれいな白にならず、少し黄ばんだりしがちです。
午後は早めに陰になるところにおいて、大事に鑑賞しています。
野生で見ることはあまり出来ませんが、シーズンであれば高地の湿原などで見かけることはあると思います。
完全な野生ではありませんが、20年前に湿地の保全回復という目的で人間が手を入れて作られた湿地がありました。
岡山県の自然保護センターです。
そこではじめて、野に咲くサギソウを見ました。
現在の姿は分かりませんが、きっと成功していれば立派な湿地が維持されているのではと思います。
一度、サギソウを見に行きたいと願っているところです。
ところで、これによく似た花、いえ、似てはいないけれどなんというか、このひらひらのところが妙にかわいい花
こちらはシラヒゲソウ。ユキノシタ科の多年草です。
湿地といっても少し乾いた湿地といった感じの所に咲きます。
ひらひらがたくさんついていて、サギソウとはちょっと違いますが、最近はまっている花です。
あ、これはもちろん小さな庭にはいません。
野に咲いてこその花というのもありますよね。