小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

オオシロオビクロハバチ

今日も虫の話題です。
このとっても長い名前の昆虫、バラを育てていたらとてもよくお目にかかる幼虫です。

表から見ると株の下の方の葉に小さな白い点が現れたり、穴があいたりしているのが見つかります。
我が家のバラたちもほとんどの株にみつかります。
小さなうちに見つけて葉ごとポイするとたいしたことはありませんが、放置すると丸坊主にされてしまうこともあります。けれど、もちろん天敵も多いので取り残しがあるくらいがちょうどよいのかもしれないと思っています。


こちらは天敵のクモ。
おじゃまなクモの巣以外はなるべくとって置いてあげます。
ヤブ蚊はもちろんたくさんの昆虫を食べてくれます。


天候不順の影響で、去年は一度も発生しなかったうどんこ病が早くも現れました。空気の流れが淀むところに出来るので、枝をすかしたりして風通しをよくします。
発生したら、うがい薬のイソジンを3倍程度に希釈して、指につけたものでつまむようになでるだけできれいに収まります。散布すると健康な葉に影響して、かえって他の病気になりやすくなるのでくれぐれも散布しないように。

黒点病も少し出ています。まだ、春で勢いがあるので見つけ次第、葉っぱを切り取っています。その後に米ぬかをぱらりとしておくと菌糸同士の戦いが起きて蔓延しにくくなります。
もちろん、一時雨の当たらない軒先にお引っ越しをさせたりもしています。