小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

バラの鉢替え

2日に続いて、ガーデニングの一日でした。
といっても、今日は午後からだったので、一日じゃないですね。


本題です。
バラの鉢替えについては、「毎年行うべし」が王道ですが、大鉢など重労働になりそうなものについては毎年じゃなくてもいいとか「土をしっかり作っているからしない!」という人まで様々です。


私は。
今年ちょっと元気のなかったバラを中心に植え替えを予定しています。
どれも10号鉢(直径30cm)前後なので、元気のいいのについてはやめておこうかなと思っています。
鉢の下から根が出ているものは。。。
迷いますが、そのまま根付くと鉢を壊さなくては取り出せなくなることもあるので、植え替え予定です。


鉢替え、植え替えの時期について
バラの本の多くは、休眠している12月から2月を推奨(関東基準)しています。
ところが最近の温暖化で、バラの休眠が遅くなって年末でも青い葉をつけている品種があり、悩んでしまいます。


少し寒い地方では、極寒期を避けて植え替えする方が安全という話もあります。


年末は何かと忙しいので、鉢替えは早めに終わらせたい。
ということで極寒期までに根を張らせるということで鉢替えスタートです。



11月中旬には葉を落としていたニコール。
もっと早めに植え替えてもよかったのですが。
夏以降元気がなくて気になっているニコールの鉢替えです。

鉢から抜いたところです。
根の状態は良好です。このまま同じ鉢に植え直します。


よくみるとこんなことに。
小さな鉢に植わっているときに鉢底に入れていた網をそのまま抱き込んで気づかずに植え替えてしまったのでしょう。
きれいに取り去ります。




仕上がった状態。

太く回っているゴボウ根もカット。
太い根は切ると樹勢が弱ってしまいそうに思いますが、細い根をたくさん出させる方が元気な株になるのでカットします。


植え替え用土には肥料は入れません。
赤玉土と庭土を基本に堆肥を3割、くん炭を1割弱、カニガラを軽く一握り入れます。



深めに植えました。
カミキリムシ対策です。
本当は枝が出ているところまで埋められるといいのですが、鉢との関係で無理でした。


この他、7号鉢程度のものミニバラについて植え替えを行いました。
基本的に同じ鉢への植え替えです。


植え替えのために軽く剪定をしていますが、暖かさで芽が出てしまい、その後の寒さで傷むことを考えて、本剪定は1月末を予定しています。
その頃、芽だし肥としてぼかし肥をあげる予定にしています。


明日は土壌改良のお話をのせます。