小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

おせち料理

ちょっとの間、ご無沙汰していました。


年賀状もすっかり出し終わり、(たぶんそれぞれ配達を待つばかりにスタンバイしているはず・・・)本当に2010年最後の夜を迎えました。


我が家の年末の過ごし方はこの10年ほとんど同じです。


30日にお餅つき。
杵や臼は使いませんが、餅つき器でついたものをみんなで丸めます。
関西は丸餅ですねぇ。
白い丸餅、あんこ餅、海老餅の三色を作りました。

丸めたお餅は箱に並べて、乾燥させます。
お餅を集めた後の空箱です。

乾燥しすぎると、固くなってしまうので半日ほどしたらすべて冷凍庫へ。
全部で1.4kg×6袋 です。


お餅つきの後、買い出しをしていよいよおせち料理の開始です。
味を含ませる、黒豆、数の子は30日のうちに作ります。
今年はちょっと手を抜いて、水煮の黒豆を買ってきたので、味付けだけしました。


31日は朝からおせちづくり一筋。
始めに大鍋一杯のだしを取ります。


おいしいだしは素人おせちを何ランクもアップしてくれるので、いい素材を使って丁寧にとります。
毎日こんなだしでお味噌汁を作れたら、幸せなんだけど。



おせちに使う野菜たちを勢揃いさせました。


一番時間のかかるお煮染め。
何が大変て、にんじんを梅型に切るのが時間がかかります。
型抜きを使っていたこともありますが、型の方が大きいとにんじんが無駄になってしまって。。。。
関西では「金時にんじん」、別名「京にんじん」が多く出回ります。
京にんじんは赤が強くて、おせちにはもってこいですが細いので型抜きには不向きです。
ちょっと不揃いですが、味わいということで。

定番の栗きんとんです。
黄色をつけるクチナシの実を割って、お茶パックの袋に入れて金時芋と煮ます。

金時芋って案外白いです。

黄色くなってきました。

この後、煮汁を捨てて、砂糖や栗のシロップを加えて煮ていきます。
透き通って、煮上がってきました。

つぶした後、栗を混ぜて、完成です。

ちょっと温かい栗きんとんって、手作りならでは。
サツマイモはすぐに煮えるので、とても手軽に作れます。


ひと揃い完成したので、これからお重に詰めていきます。

完成!!

後は寒〜い廊下に出して、明日を待ちます。


今年はいろいろアップしてきましたが、見ていただいた方ありがとうございました。
軸足がぶれないように気をつけては来ましたが、興味のむくまま、掘り下げるままなんていうところもあったような。


とにかく、今年ももうちょっと。
みなさま、よいお年をお迎えください。