ラベンダーと梅酢シロップと
本格的な梅雨になりました。
しとしとよりは少ししっかりと さらさら? ぱらぱら? 時折りざぁーっと。
小さな庭も花が少なくなってきました。
もうじきラベンダーとクガイソウが咲いてくるでしょう。
この二つちょっと雰囲気が似ているかも。
小さな紫の花が房状にスゥーッと茎につく感じが。
ラベンダーは『木』だってご存知でしたか?
小さな苗のうちは『草』みたいに茎も青くて、柔らかめですが、年数が経つごとに木質化して『木』になっていきます。
乾燥した地域が原産なので、日本ではどうか分かりませんが 1m50cmくらいにはなると聞いたことがあります。
育ててみた印象では、葉の量に対して幹が弱いようで、重さで全体が傾いでくることがよくあります。
マーガレットも同じ印象で、あちらも『木』なんです。
杉や松のように背の高いものではなくて、ツツジのように小ぶりでまとめると大きく育つかもしれません。
ラベンダーはこの時期の日本の蒸れに弱いので、風通し良く枝を間引いて育てる方がこんもりしてきます。
日が当たると新しく目を伸ばすので、木質化したところにも日が入るように、9月ごろにバッサリと選定しています。
おかげで小さな庭ではあまりラベンダーの葉が枯れあがらず、美しい姿のまま夏を越してくれます。
本題はこちら。
今年は梅を約7kgいただきました。
梅の木2本からの収穫です。
こんな感じで大小さまざま。
傷のあるものをよけて、大きくてきれいな実を梅干し用に、少し小ぶりで傷の少ないものを梅酢シロップ用に、少し傷があるものと小さなものを梅酒用に選別して、仕込みました。
梅酢シロップの様子。
よく洗って、なり口をとったものを凍らせてから、仕込みました。
氷砂糖だけだと味が短調かなと思って、ザラメを入れてみました。
梅:砂糖:酢=1:1:梅の1割 が分量。
だんだんと覚えやすい割合に収まってきたように思います。
酢はリンゴ酢を使用。
去年の梅酢シロップがとっても美味しかったので今年は2ビンに。
梅干しは去年のがたくさん残っているので、思い切って蜂蜜梅干しに挑戦してみました。
梅:塩:はちみつ=1:10%:10% です。塩分が少ないとカビやすくなるので、それを殺菌力のあるはちみつで多めにしてカバーします。
最初の漬け込みにはちみつを入れるのはしたことがないので楽しみ!です。
昨年は塩だけでつけたものを天日に干して、本漬けの時にラッキョウ酢(市販品)を使ってみました。
ちょっとまろやかで好評でした。
今日確認したら、だいぶ梅酢が上がっていて、梅がかぶるくらいになっているので、どうやらカビずに済みそうです。