小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

8月のバラ

あまりの暑さに 猛暑 という言葉では足りない気がします。
小さな庭も朝方のわずかな時間のほかは、じっと堪えているかんじです。

夕方陽が落ちると、樹々の頭から水をかけてあげて、根元にも葉の裏にも涼しさが行き渡るようにします。


バラ達は長雨で葉が傷み、殆ど葉のない状態です。
いい状態とはいえませんが、この暑さでは新しい葉を出すのも力をつかうので、冬眠ならぬ夏眠と思ってそのままにしています。

20日すぎたら、肥料をやって秋に向けて調子を上げていけたらと思っています。

そんな中で。

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日陰で小さく咲いているボレロです。
ボレロらしい淡いクリーム色としっかりした花の形にとっても励まされます。


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グラハム トーマスも小さいながら明るい黄色の花をつけていました。


その足下では思わぬ死闘が繰り広げられていました。

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ちょっと手ぶれしていますがその方がいいかも。

アシナガバチを襲ったスズメバチアシナガバチが戦いを挑んだようです。

ブーンという大きな羽音で見上げると、スズメバチを追いかけるアシナガバチが見えました。
少しして足下で戦うハチを見つけました。
よくみるとスズメバチに刺されながらも頭を押さえ込んでかじっているのはアシナガバチの方です。

残念ながらスズメバチに致命傷を与えている様子はなく、十数分後にみてみるとどちらもいなくなっていました。アシナガバチの捨て身の攻撃だったのでしょう。


アシナガバチの巣を襲う時、スズメバチは執拗に繰り返しやってきます。そうして幼虫や卵を時には大人のハチもバリバリと食べてしまいます。
それは恐ろしい光景で、人間も手の出しようがありませんでした。

スズメバチだけはどうにもならない悪役です。


小さな庭は日除の下で元気にしています。