バラの芽欠き
気温はぐっと下がりましたが、春の歩みは止まりません。
庭のバラたちの様子。
ニコールの赤い新芽がきれいです。
元々、枝の数が多めなので、芽吹くままに新芽を伸ばすとちょっと混みすぎてしまいます。
そこで、新芽の葉が開ききらないうちに 芽欠き をします。
指で折り取るようにします。柔らかいので簡単にぽろりととれます。
芽欠き前
芽欠き後
中央の枝の向こう向きに出ている小さな芽、左の枝の葉陰に隠れている小さな芽、将来、上の葉に遮られて混み合いそうな下の芽を取り除きました。
中央の2本の割合くっついている芽は迷いましたが、もう少し様子を見てから決めようかと思います。
アップで見てみます。
芽欠き前。くっついて2本の新芽が出ています。
新芽の向きを考えて、残す方を決めました。
新芽欠きは、栄養を集中させる意味でも大切です。
しっかりとした枝になってからでは、養分を使って葉を伸ばした分、もったいないので大きく展開する前にカットです。
あまり小さいうちにカットすると、寒さで新芽がやられたり、虫に食べられることもあるので、少し伸びて、このまま芽が成長できそうだなと言うところまで待つと間違いがないかと思います。